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プロフィール


撮影/岐部淳一郎

プロフィール

1987年

桐朋学園大学在学中、第56回日本音楽コンクール第1位入賞。

1988年

第1回淡路島国際室内楽コンクール第2位入賞。

1989年

桐朋学園大学を首席で卒業後、研究科及び室内楽研究科在学中、イタリア(キジアーナ音楽院)に渡る。

1991年

帰国後、第1回日本室内楽コンクールに優勝。同年東京都交響楽団の首席チェロ奏者に就任。

1994年

自身の更なる追求の為、都響を辞す。

その後、日本国内の殆どのオーケストラにゲスト首席奏者として招かれ、演奏活動において放浪に近い生活を送る。

やがて広島交響楽団の客演ソロ・チェロ奏者として招かれる。

1997年

「自身の音楽を最大限追求でき、その環境を与えてくれるオーケストラ」という理由から、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の首席チェロ奏者に就任、現在に至る。

2007年~2008年にかけて、全国20箇所においてバッハの無伴奏チェロ組曲全曲ツアーを展開。

「senza Basso ~J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲全集~」をリリース。

7月、石田泰尚氏(ヴァイオリン)とのDVD『Duo』が発売される。

11月、古川展生氏(東京都交響楽団首席)、三宅進氏(仙台フィルハーモニー管弦楽団首席)、渡邊辰紀氏(東京フィルハーモニー交響楽団首席)とチェロ・カルテット“Cello Repubblica”を結成、浜離宮朝日ホールで第一回演奏会を開催。

2009年

6月、白寿ホールにてCello Repubblica第二回演奏会、10月、横浜市栄区民センターリリスにて第三回演奏会を開催。瞬時にSold Outとなる。

2010年

3月、愛媛県いよてつ髙島屋ロ-ズホ-ルにてベートーヴェン:チェロソナタ全曲演奏会Vol.1を開催。9月、金聖響指揮神奈川フィル定期演奏会にてR.シュトラウス交響詩「ドン・キホーテ」の独奏チェロを演奏。

2011年

1月、愛媛県いよてつ髙島屋ロ-ズホ-ルにてベートーヴェン:チェロソナタ全曲演奏会Vol.2を開催。6月、ノイエ・ムジカ第1回定期演奏会を指揮。9月、下野竜也指揮神奈川フィル定期演奏会にてグルダ:チェロとブラスオーケストラのための協奏曲を演奏。

2012年

3月、3枚目のソロ・アルバムとなる「情景」をリリース。レコード芸術誌上で準推薦盤となる。7月に名古屋・宗次ホールにて発売記念リサイタルを行う。同月松本室内合奏団を指揮。また、恩師である秋津智承氏と同門の古川展生氏(東京都交響楽団首席)、服部誠氏(東京フィルハーモニー交響楽団首席)らとCello Repubblica番外編となる“秋津チェロ教室第1回演奏会”を銀座ヤマハホールにて開催。

2013年

文庫Café みねるばの森にてバッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を行う。6月、神奈川フィル音楽堂シリーズにて門脇大樹氏と共にソッリマ「チェロよ歌え!」の独奏を担当

近年ではソロ、室内楽の演奏活動も目覚ましく、サイトウキネンフェスティバル松本、宮崎国際音楽祭、木曽福島音楽祭、北九州音楽祭等の音楽祭の参加や、ジャパン・チェンバー・オーケストラ、東京クライスアンサンブル、鎌倉ゾリスデン等の奏者として欠く事の出来ないチェリストとして活躍している。

さらに、国内のみならずカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ポルトガル、イタリア、ドイツ、フィンランド、韓国などでの演奏活動でも好評を博している。

また、CM音楽、映画のサウンドトラックなど数々の録音にも携わる中、名古屋芸術大学客員教授、東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師として、後進の指導にあたるなどその活動は幅広く、最近では作曲活動、エッセイの連載なども手掛けている。

日本のみならず世界を股にかけた、日本の音楽界における次世代のリーダー的存在である。

作曲楽曲

    • バイオリン、ギター、クラリネット、チェロの為の「東京メヌエット」「Like a birdie」
    • バイオリンとピアノのための「スケルツォ」「カーニバル」「バンケット」(矢部達哉氏委嘱作品)
    • 弦楽合奏と歌の為の「大いなる十勝」(歌付き)
    • ピアノ、バイオリン、チェロ、クラリネットの為の 「ラ・プリマベーラ」

 

  • 弦楽四重奏のための「9・11」「ポルトギーゼ」
  • 3本のチェロのための「Song for …….」
  • 8本のチェロのための「スケルツォ」と「カーニバル」
  • チェロとコントラバスの為の二重奏曲「Lovin’ Baroque」(古川展生氏委嘱作品)